今日から2回目のHP講座です。
今回はブログから挑戦。
21 日本と仏教
本来の仏教というのは、じつにすっきりしている。
人が死ねば空(くう)に帰する。教祖である釈迦には墓がない。むろんその十大弟子にも墓がなく、おしなべて墓という思想すらなく、墓そのものが非仏教的なのである。
仏教においては世間でいう“霊魂”とうい思想もなく、その“霊魂”をまつる廟(びょう)ももたず(釈迦廟などない)、まして“霊魂”の祟りをおそれたり、“霊魂”の力を利用(?)したりする思想もない。
「幽霊というものも、本来の仏教の教義として存在しない」
といいたいところだが、ざんねんながら仏教には一大体系としての教義がないのである。
キリスト教やイスラム教のように、預言者がコトバをもって説いた宗教(啓示宗教)なら教義が存在する。
ところで、本来の仏教には神仏による救済の思想さない。解脱こそ究極の思想なのである。
解脱とは煩悩の束縛からときはなたれ自主的自由をえることである。(そういうことが凡人に可能かとなると、話しはべつになる。解脱など百万人に一人の天才の道ではあるまいか)。
ともかくも、本来の仏教はあくまで解脱の“方法”を示したものであって“方法”である以上、戒律とか行とか法はあっても、教義は存在せず、もし存在すれば解脱の宗教とはいいがたい(教義を読んで解脱できれば、こんなラクなことはない)。
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1990年3月25日 第1刷
古書市で『ストックカンリ』1992年群馬県高等学校教職員インドヒマラヤ登山隊、を見つけて買ってきました。(左下)
左上は『シャルミリ』1980年群馬県高等学校教職員インドヒマラヤ登山隊。村上先生から、
右上『ガンガバル紀行』1985年群馬県高等学校教職員カシミール踏査隊。大澤先生から
右上『トゥジェ峰(6148m)初登頂』1998年中京山岳会インド・ヒマラヤ登山隊。原田倉渕山岳会会長からそれぞれ頂いた書籍です。
群馬県高校教職員インドヒマラヤ登山隊
群馬高体連登山専門部海外登山研究会